ビジネスコンテスト

10月1日土曜の午後二時から代々木のオリンピック記念青少年総合センターで開催される
TRIGGERっていうビジネスコンテストに参加した。2000円。

はじめに「コロちゃんのコロッケ屋」の社長が講演。
40万円の資金で起業した思い出や、アフリカに支店を出した思いを熱く語ってくれた。
ある程度資金に余裕が出たら、社会に貢献したいという思いが出てくるものだな。
企業経営者によって、そこの考えはバラバラだな。外車を買いまくる経営者もいるから。
ただ、金の使い道は個人の自由。社会を動かすためにお金を使っているコロちゃんの社長は偉大であり、贅沢なお金の使い方をしている。

本題のビジネスコンテストは3人が発表。以下のとおり。
1.ニートと企業の穴埋めを行う人材紹介サービス
ただし、前提がおかしく、「ニート=オタク=働く気がない、コミュニケーションスキルがないが、技術力がある」という前提がよくわからない。成果物が出てこないリスクを「プロジェクトマネージャーがしっかりする」って、今の企業の現状も、プロジェクトマネージャーがしっかりしていれば業務が回るのでは?質疑応答で慶応の教授がつっこみまくり。なんか定義があやふやなわりに収益計画はきっちり計算している。まぁ社会的意義はあるが、ニートが働けるようにモチベーションを上げてやったり、コミュニケーション力をフォローアップする研修サービスを提案したほうが良かったのでは?

2.電子透かしと似顔絵サービスの両軸でビジネスを行うプラン
電子透かしはどこの企業も研究しているし、似顔絵サービスはまだ研究途上とあやふやなプラン。しかしながら電子透かしの絵か、普通の絵なのかをどうやって認知させるかという問題は、既存企業にも当てはまる。どうやって大手企業は普及させるか。ビジネスプラン云々より、何でこれをやりたいのかを感じられない点が残念。

3.大賞を取った、コピーの裏面に広告をつけてタダにするプラン。
現実性があり、なかなか見ごたえがあった。審査員の突っ込みも一番厳しく、「この広告費じゃあ飲食店は契約しないよ」と舌屯の社長。慶応の教授は「プランはいいけど、君たちがやる意義に乏しい。複写機メーカーがやるんじゃない?」とのつっこみ。
大賞には100万円の贈呈。

楽しめました。